・1.000万円以上のお墓を販売するには?
・ネット戦略を行う土台の考え方!
・根が深ければ、葉青し!
高額商品を販売するのに大切なのは経営理念?
①『樹の根』と『会社の経営理念』
超高額商品をネットから販売するために一番大切なもとは何か?
それは経営理念です。
な~んだ、また経営理念の話か……。
美辞麗句はもういいよ。今どき理念じゃ喰えない。
ここまでハッキリ言わなくても、同じよう感情を持った方も多いのではないでしょうか。
あなたも経営コンサルタントの指導を受けたり、セミナーに参加した経験をお持ちだと思います。私も過去25年間で数えられないほどの経営コンサルタントの指導やセミナーを受けてきました。そして、それらのコンサルタントの指導内容の多くは『戦略から戦術』に関するものでした。
この会社経営を『樹』に例えた絵です。
これは私が尊敬するコンサルタントの先生から指導を受けたときに、その先生が紙に描いてくださった絵です。
その先生はこの絵を描きながらこんな話をしてくれました。多くの経営者は目先の戦術ばかり気にしている。あるいは、経営コンサルタントが入ってくると「戦術を考える前に戦略をしっかり練りましょう」と指導される。
会社経営は『経営理念』が一番重要なんだよ。立派な樹は目に見えない地下に大きな根を張っている。台風が来ても倒れることはない。大地のエネルギーを幹や枝葉にポンプのように送っている。逆に、根の小さな樹は元気がない。暴風雨にも耐えられない。
会社経営もこれと同じで、『経営理念』とうい『根』が一番大切なんだ。良い経営理念があるから、良い戦略、良い戦術が生まれてくる。
経営理念なしで運よく商売繁盛したとしても、それは長続きしない。それどころか、小さな成功のあとで大きな経営危機に陥ってしまうことがよくあるんだ。
目先のことよりも、経営理念という『大きな根』をつくりなさい。
社長の人格・品性が問われている
①経営理念とは、社長の人格・品性そのものである。
ではここで、ダスキンを創業した鈴木清一氏についてお話します。鈴木氏はダスキンという会社をつくる前に、ケントクという会社創業し、優良企業へと成長させました。
すると、アメリカの会社から業務提携の話があり、鈴木氏はさらなる飛躍のために提携を決意。ところが、それから数年後、アメリカの会社と経営方針で対立し、当時51歳になってた鈴木氏は会社を追い出されてしまったのです。
当時の経済誌にも「鈴木はもう終わった」と書かれてしまうほど致命的なダメージを受けたのです。
ところが、それから数年後、鈴木氏はあのダスキンを創業したのです。一文無しになった鈴木氏が、なぜこんな短期間で新しい会社を設立できたのでしょうか。
それは、鈴木氏の人格・品性が優れていたからです。鈴木氏の心の底からにじみ出る『人への思いやり』や『仕事への情熱・信念』に惚れた多くの人々が、「私にお手伝いさせてください」、「この商品を使ってください」、「このお金を使ってください」鈴木氏をほっておかなかったのです。
そして、ダスキンは破竹の勢いで成長していきました。
【人格の高い人には、必要な時に必要な物や必要な人が現れる。】
これはマザーテレサの言葉です。
鈴木氏はこの言葉を見事に体現した経営者だったのです。
経営理念は、社長がつくるものです。ですから、社長の人格・品性が高くないと、良い経営理念はつくれないと思います。 「ならば、私のような人格では駄目だ……」。こんな弱音を吐く人もいると思います。
でも大丈夫です。今まで「経営理念や自分の品性など考えたことない」のなら、この数カ月間、経営者としての人格・品性、そして、経営理念についてがっぷり四つに組んで真剣に取り組んでみてください。その苦労は必ず報われます。
まとめ
『年輪経営』『社員を幸せにし続ける会社であるために、経営はどうあるべきか。』これは伊那食品の取締役会長 塚越寛氏の言葉です。
ネットを活用して高額商品を販売するには、テクニックだけではダメです。経営理念から考える戦略や戦術でなければ通用しません。
ネットにせよリアルにせよ何のためにこの会社があるのか?何のために働くのか?それを今一度深く考えてからスタートを切ったほうがいいようですね。
これからは本物しか生き残る事は出来ない時代です。
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